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乗馬用製品

サポート

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安心して安全にご使用いただくために…
エアバッグジャケットは繰り返し使用可能です
落馬の際、正しく作動させ、安全性を最大限に引き出すために事前に知っておいて頂くこと、守って頂くことがいくつかあります。



使用方法



SHOCK BUFFERING SYSTEM - 衝撃緩和保護システム

ヒットエアー(衝撃緩和保護システム)付ジャケットは、乗馬の際に上衣として着用します。
アクシデントにより馬から〈一定の距離〉離れた瞬間に、キーボールが抜け、ヒットエアーに組み込まれたキーボックスが作動して、カートリッジボンベより炭酸ガスが各気室に送り込まれ、瞬間的に膨張するようになっています。その膨張した気室が、人体と外部の接触物の間に入り、衝撃を緩和する仕組となっています。
このような特性を持って人体各部への損傷を少しでも軽減出来る事を目的として作られたシステムです。
「本製品は、着用していれば必ず安全である、又、安全を保証するというものではありません」

  • 馬と共に転倒した場合など、ヒットエアー付ジャケットが一定の距離を離れない場合は作動しません。
  • ヒットエアー付ジャケットは、膨張した気室(エアバッグ)以外の場所は、衝撃緩和の効果はありません。
  • ヒットエアー付ジャケットを着用し、下馬する際に、ワンタッチリリースの取り外しを怠り、一定の距離離れ、約30kg〜35kgの力がかかった場合も、キーボールが抜け、作動しエアバッグが膨らんでしまいます。誤操作に十分注意して下さい。誤操作防止のためワンタッチリリースの取付け・取外しは、馬に股がった状態で行うよう習慣付けましょう。
  • ヒットエアー付ジャケット取扱時は、火気厳禁にして下さい。タバコ等が原因で、穴があいたり、破れたりした場合は使用できません。又、CO2カートリッジボンベを内蔵しておりますので、使用時、保管時ともに40℃以下での使用に限ります。
  • 一度作動したカートリッジボンベは使用できません。サイズ(容量)の合った未使用のものとお取り替え下さい。
  • ヒットエアー付ジャケットは、乗馬の際に使用するもので、救命衣等、他の利用は出来ません。
  • ヒットエアー付ジャケットを着用する場合は、下に着ている衣類の中に、突起物、鋭利な物は入れないで下さい、着用前には必ず取り外して下さい。(例:ピン留めした名札、バッジ、ペン、ネクタイピン等)作動時及び、展開時に気室(エアバッグ)を傷つけ、正常に膨らまない場合や破裂することがあります。
  • ヒットエアー付ジャケットに、針を通したり、エンブレム等の縫付けやアイロンの使用はおやめ下さい。内部の気室を傷つけ、正常に展開しない場合があります。エンブレム等の取付可能な位置は取扱店にお尋ね下さい。
  • ヒットエアーシステムは洗濯、クリーニングはできません。

使用前と再生後に必ずチェック!

エアバッグジャケットを安心安全に、正しくご利用頂くために…
当社は出荷時に検品を行っていますが、出荷後に何らかの問題が生じた場合など、また、各自で再生した場合に、安心してご利用頂くためにご確認ください。

ご使用前に必ずご確認下さい!


●正しいセットが行われていないと作動しない場合や誤作動の原因になります。
●一度作動したCO2カートリッジボンベは使用できません、必ず外して下さい。
●hit-air製CO2カートリッジボンベ以外は使用できません。



①モデル指定サイズ(容量)のCO2カートリッジボンベが付いている

CO2カートリッジボンベのシールにサイズ表示があります。
モデルによってカートリッジボンベのサイズ(容量)が異なります。
カートリッジボンベシールの表示サイズ(容量)とキーボックスカバー裏側のラベル表示が同じである事をご確認下さい。(モデルによってラベル表示が付いていない場合があります)


表示が違う場合、破損の原因になります



※ラベル表示はモデルによって表示内容が異なります
※ラベル表示がない場合、サイズが不明の時は、”交換用ボンベサイズ表”を参照下さい。


②封印シールが正常(破損なく)に付いている ※各自で再生した場合は付いていません


当社出荷時に未使用CO2カートリッジボンベとキーボックスに封印シールを付けています。(※キーボールが付いた状態)

  • モデル指定サイズ(容量)のカートリッジボンベを装備。
  • カートリッジボンベのネジの緩み防止。
  • 使用済空カートリッジボンベの取付け防止。

作動後の再生は、必ず”キーボックス再生方法”の手順に従って下さい。
空ボンベを付けたままのキーボール取付けは絶対におやめ下さい。

新品購入時に、カートリッジボンベとキーボックスに封印シールが無いもの、シールが破損(明らかに破れている)しているものは、カートリッジボンベを外してボンベの底部(ネジ部先端)の穴が開いていない事をご確認下さい。
●穴が開いていない場合…
未使用カートリッジボンベです。問題ありません。キーボックスにカートリッジボンベを取付けてご使用下さい。


カートリッジボンベのねじ込みが緩いと誤作動の原因となります


ボンベの底に穴が開いていないものは使用できます




ボンベの底に穴が開いている場合は使用で来ません
・穴が開いている場合…使用済空ボンベですので使用できません。
新しい未使用ボンベを取付けてからご使用下さい


※未使用カートリッジボンベの取付けは、”キーボックス再生方法”の手順に従って下さい。


③赤ガード(スライドカバー)が上げた状態である(B型のみ、Y型には付いていません)



キーボックスの赤いパーツ(赤ガード)が下にさがりキーボールが固定されていない事をご確認下さい。
赤ガードは再生の際にキーボールが正しくセットされた事を確認するためのパーツです。
通常時は上げた状態でご使用ください。


赤ガードを下げた状態で作動すると破損、誤作動の原因になります


④ワイヤーループ、伸縮ワイヤーに劣化がないか?


擦れやほつれなど劣化している場合は、新しいものにお取り替え下さい。
数年間使用しますと状況によって劣化する場合があります。1〜2年で新しいものにお取り替えする事をおすすめします。

⑤キーボックス底のネジ穴が見える(セッティングボルトが付いていない)



キーボックス底にセッティングボルトが付いていない事をご確認下さい。セッティングボルトはキーボックス再生の際にキーボール取付け作業に使用するパーツです


セッティングボルトが付いた状態では作動しません。
必ずセッティングボルトは外してからご使用下さい。

⑥伸縮ワイヤーが正しくセットされている



伸縮ワイヤーの取付けの際に、必ず結び目を付けて下さい。
結び目は作動の際にワイヤーを抜けなくするストッパーの役割をします。


結び目がないとワイヤーが抜けてエアバッグは膨らみません。
外装にこすれ傷、剥離、ヒビなどの異常を確認した場合は新しいものにお取り替え下さい。