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バイク用製品

エアバッグシステム

エアバッグシステム

hit airの衝撃テストデータ

ヘルメットの衝撃テストをする測定装置において、開発段階から数々の衝撃緩衝度を測定し、それらの裏付けによりヒットエアーを完成しました。

ヘルメットの衝撃テストにおいて数値(G)の大きさにより以下の損傷が起こると言われています。
[参考データ]
衝撃度300G・・・脳しんとう、あるいはそれに近い状態。
衝撃度350G・・・脳しんとうを起こして意識を失う。
衝撃度400G・・・生命の危険がある。

■試験日時
2000年8月30日 気温26℃

■試験装置
(JIS)T-8133 ヘルメット衝撃度測定器
・試験ジャケット SPIDI社
・試験パッド KNOX社


テストA


人頭模型 5kg自由落下による衝撃吸収性(G値)テスト​

平アンビル(鉄板)にウエアーを広げ、背中中央部(脊椎部)にJIS標準人頭模型5kgを自由落下させ、衝撃緩衝性を測定。 ヒットエアーの脊椎部位の衝撃緩衝性を検証。(ヒットエアー作動時空気圧 25kpa~35kpa)



A ウエアー+ヒットエアー作動+脊椎パッド装着 (パッド付き一般ジャケットにヒットエアーシステムを装着)
B ウエアー+ヒットエアー作動 (パッドなし一般ジャケットにヒットエアーシステムを装着)
C ウエアー+脊椎パッド (パッド付き一般ジャケット)
D ウエアー単体 (パッドなし一般ジャケット)・・・一般的なジャケットはこれになります。


テストデータ


H 落下高さ(M) A
B C D
0 0 0 0 0
0.1 110(G)
0.2 284(G)
0.25 10(G) 63(G) 381(G)
0.5 17(G) 17(G) 106(G)
1.0 28(G) 49(G) 481(G)
1.25
1.5 87(G)
2.0
156(G)
2.5 273(G)


テストB

人頭模型5kgにヘルメットをかぶせ自由落下による衝撃吸収性(G値)テスト

ヘルメットにヒットエアー作動の首気室部分を取り付けた場合の、自由落下。 それにより頭部に伝わる衝撃緩衝性を検証。(ヒットエアー作動時空気圧 25kpa~35kpa)

この実検は後頭部より地面に落下するデータであり、その場面においても大きな効果を実証しました。
大体においてヒットエアーはその前に他の部分が膨らみ、もっと大きな効果をもたらすようになっています。



A ヘルメット+ヒットエアー首気室部分 (ヒットエアー着用時)
B ヘルメット単体 (ヒットエアー非着用時)


H 落下高さ(M) A
B
0 0 0
0.5 57(G) 81(G)
1.0 137(G) 146(G)